【商品コメント】
夏帯の中でも、もっとも透け感がある織り方が羅となります。
紗や絽と比べてざっくりとした風合いで透け感のある風合いは着物通の方向けと考えがちですが、夏着物デビューの方にもぜひおすすめさせて頂きます。
締めやすさも抜群によく、何よりも涼し気な雰囲気はこの羅織りが一番です。
落ち着いたグリーン系の色は涼しさとモダンさを兼ね合わせた絶妙な雰囲気ですね。
お仕立て上がったばかりの新品がこの価格で登場です。
上質な絹地、モダンなセンス溢れた図案、なかなか出会えない逸品でございます。
【豆知識① 仕立ての違いについて】
1、「松葉仕立て」
手先部分のみ半分に折って仕立てたものを松葉仕立てと呼びます。
胴部分は折らずに仕立ててあるので、着付け時に好みの胴幅に調整が出来ます。
一般的には八寸名古屋帯はこの仕立てなっているものが多いです。
2、「名古屋仕立て」
手先部分、胴部分を半分に折って仕立てたものを名古屋仕立てと呼びます。
胴部分まで半分に折られて仕立ててあるので胴の幅は調整できませんが、その反面着付けが楽です。
一般的には九寸名古屋帯はこの仕立てなっているものが多いです。
3、「開き仕立て」
手先、胴もまったく半分に折らずに仕立てたものを開き仕立てと呼びます。
半分に折られていないので着付け時に好みの胴幅に調整ができ、保管時のたたみやすさがメリットとして挙げられます。
【豆知識② 八寸名古屋帯と九寸名古屋帯の違いについて】
八寸名古屋帯も九寸名古屋帯も仕立て上がった幅は同じ(約30㎝)となります。
しかしお仕立て前の幅は、八寸名古屋帯が約30㎝、九寸名古屋帯が約35㎝。
八寸名古屋帯は生地幅そのままでお仕立てするのに対し、九寸名古屋帯は生地の左右を折って仕立てるので、仕上がりは同じ幅になるのです。
八寸名古屋帯は芯を入れることが出来ないので厚めの生地が多く、九寸名古屋帯は芯を入れて仕立てることが多いので薄めの生地が多いというのも特徴の一つです。
ではTPO的にはどうなのでしょうか?
八寸名古屋帯は生地幅そのままに仕立てますので一重にしか見えませんが、九寸名古屋帯は両端を折って仕立てますので二重に見えます。
これはどういうことかというと、お太鼓で二重に見える九寸名古屋帯は袋帯に近い見た目になるということなんですね。
以上のことから九寸名古屋帯は(特に金糸が入ったものや、古典柄のもの)訪問着や付け下げにも合わせることができます。
カジュアルなら「八寸名古屋帯」、お出かけやセミフォーマルなら「九寸名古屋帯」という感じになります。
品番 | on-064 |
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素材 | 正絹 |
商品名 | 夏用 八寸名古屋帯「未使用品 羅織り 亀甲霞文 お太鼓柄 開き仕立て」 SOLD OUT 売り切れました |
販売価格 | 13,800円(税込15,180円) |
寸法 | 幅約31.5㎝、長さ約372㎝ ※寸法は採寸方法、採寸箇所により多少の誤差がある場合がございますがご理解お願いします。 |
状態 | 未着用の状態です。
丁寧に検品はしておりますが、記載のない微細な汚れ等ある場合もございます。 商品は未着用のものを含めてリサイクル品(中古品)として販売させて頂いておりますので何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。 |
商品についてのお問合わせ | ご不明な点がおありでしたら店長の源本までお問合せ下さいませ。 |
ご注文 |
◆お電話の受付時間:9時~17時 ◆定休日:土曜、日曜、祝日 ※ご注文時に商品番号が必要となります。 この商品の品番は「on-064」です。 |